Gimme a break

Make bitter things a little bit sweeter

仕事人間と言われた私の言い訳

ある日、アルバイト先でのこと。

 

1年ほど働いている後輩の子から、「本当に仕事人間ですよねー。生活感がないというか」と言われた。

 

確かに一時期勤務日数は20日を超えていたし、労働時間も多かった。しかし、私は仕事しかやることがないわけではないし、むしろ読書など個人的な時間が欲しい人間だ。

だからといって、仕事は手を抜くつもりは一切ないし、生産性に関しては周りより厳しい。

私が最も大切にするのは生産性で、労働している時間でも、個人的な満足感でもない。

私が考える仕事人間とか、ワーカホリックは、一日中仕事のことばかり考えていて、仕事をしている自分に酔っていて、人の仕事にも積極的に口を出す、効率性とは程遠い存在である。これを仮に「量的仕事人間」と呼ぼう。

 

対して、生産性を重視し、時間内でできるかぎりの仕事を終わらせ、仕事のことを考えているが、できるかぎり自動化、効率化をして、意識的にやることを減らしていくことを常に考えている人間を「本質的仕事人間」と呼ぼう。

 

私は後者のつもりだし、これから就職するにあたってもこのスタンスは崩さないつもりである。

だからこそ、一人で拠点を任され、営業で歴代最高成績を上げることができたし、アルバイトでも仕事が早く終るのである。

 

「本質的な仕事人間」になるために、であるために私が実践していることを挙げていこう。

 

1.TO DOよりも、NOT TO DOをまず考える

2.TO DOを出し、優先順位をつける

3.所要時間を導き、何を何時までに達成するか考えておく(スケジューリング)

4.自分の作業スペースは常に片付ける

5.自動化、準備をしておく

6.頼り方を覚える、休息を大切に

 

1.TO DOよりも、NOT TO DOをまず考える

 することは正直なところ山ほどあるかと思う。しかし、ぱっと浮かんだこと、普段からやることで、形式的で、別にはっきりいってやらなくても良いことが絶対にあるはずである。何かのついでにやれることや、月1とか週1でやれるようなデイリーレベルではないタスクだ。こんなものに時間を割くなどナンセンスである。

 

2.TO DOを出し、優先順位をつける

3.所要時間を導き、何を何時までに達成するか考えておく(スケジューリング)

 典型的なビジネス本に書いているかなり基本的なことである。まずは自分の作業範囲を把握し、その中でTO DOリストを作り、優先順位をつけておく。これさえやれば、スケジューリングは容易である。

 

4.自分の作業スペースは常に片付ける

 割りと軽視されがちだが、効率化やミスの防止上大事なことである。

営業の仕事でいえば、書類をなくしたり、書類を混在させて探索時間を割かないために、また、飲食業であれば、コンターミネーション(異物混入)や動線を混線させないために、片付けは必須項目だ。

 

5.自動化、準備をしておく

 タスクの属性を色分けする(自動トリガー)、EXCELに自動化処理(関数など)、営業リストもプルダウンを活用、あらゆる作業をマニュアル化しておくだけで、時間がかなり短縮でき、都度の人的ミスも防げる。

 準備もまた重要である。明日やることを予め書き出す、少しやっておくことで忘れにくくしておいたり(ザイガルニック効果)、タスクの所要時間を把握しておくのも手である。

 

6.頼り方を覚える、休息を大切に

 

 人への頼り方を覚えていたほうが何かと特だ。一人で仕事が完結することは非常に少ないし、営業だろうが、小売だろうが、エンジニアだろうが、人と関わることは不可避だ。他人に気持ちよく仕事をさせることが出来ないやつは同僚としても、上司としても失格だ。

 私たちは皆人間だ。一息もつかず仕事を続けることはできない。それに行動し続けると血中酸素濃度が減っていき、頭が回らなくなっていく。タスクがある程度終わったら仲間に声をかけ、一息つこう。5分くらい瞑想したりストレッチすると、頭が整理されて効率が上がる。

 

 

以上が私個人的な仕事のスタンスである。理論に基づくわけではないが、私が仕事ができると尊敬する人はこれら全てが完ぺきにできている。

ちなみによりアイデアベースなことは以下の書籍に紹介されている。『イシューからはじめよ』と並んで私の仕事観を変えた本なのでおすすめである。

『エッセンシャル思考』

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